霧向の街

kirimukai no machi

Imymemine

LGBTのTが戸籍変更をした末路。 アダルトチルドレンを拗らせて、メンタル基人格形成に難を抱えつつ、希死概念と人生に微量の憧れの狭間で生きている。 出来ることなら全てを捨てて、静かに穏やかに生きていきたい。 得意技は自己犠牲。 今日も今日とて家族の…

D

今日の夢 向かいの寺で仕事中に、電話が鳴って祖父を迎えに上がりますと告げられた。 仏壇が目に入り、夕闇も深くなったので食事にしようと、母屋に向かった。 迎えに来るのがどんな人間かはわからなかったが、嫌な気配がしたので、向かいの母屋で居留守しよ…

Rainy

目覚めて、珍しく空腹を感じた朝だった。 雨がしとしと降っていて、少し霧がかかってとてもいい朝。 この肌寒くて、しっとりした感じが好きだ。 暖かくて優しい味の、こころがほっとする食べ物を取り込みたいと思って、豆ときのことかぼちゃのミルクリゾット…

Exaggeration

確かに大きく誇張し、普通でありたいと宣いながら、そうでないと表現するのは何故か。それは他にも言えることであり、特別であり、誰より悟った存在でありたいのだろう。でなくば、人はクチナシになっていたはずだ。

unknown

何者であっても構わなかった己にとって相手の過去とはなんら影響を及ぼすものではないと理解していた。少しずつ知り得ながら、知恵の輪を解くように暴かれていっても。それは誰に限った話ではなく、理由としては二つ、対象人物により異なりつつも存在してい…

deeeeeeep

言の葉をひとつずつ拾い上げて、その真理を考察する。会えない距離の人の小さな叫びが電波に乗って深い夜を揺らした。散ちた葉をひとつひとつ抱き上げて、いつかあの人が静かに揺れる水面のように呟いた願いと繋げてみる。トリックかのようなパズル。バラバ…

戦う君の歌を戦わない奴らが笑うだろう。 正しくその通りだ 笑っているのはいつも戦っていないやつらだ 何も知らない癖に、偉そうに奔放で好きなように生きているように見える人が呟いた疲弊の言葉が意外だった。

Enemy

切られても切られても芽吹く 生命力の強さに感嘆しつつも、Weeds nerver die:雑草は死なないという英語の諺も頭の片隅にちらりほらり。 日本でいう 憎まれっ子世に憚る というそれ。 世の中はやはり敵ばかりだ。余談話、最近何故か急にツイッターからメール…

Yuto

言われたことだけに目を向けていればいいわけではない。 もっと沢山のことに気を配らないと。

Curse

貴女の気持ちを縛って離さない。 「もしも魔法が使えたら」

Drops

梅雨。 家でリラックスするにはよい季節だと常々感ずるが、そんな家などとんとあった試しがない。 それなのにインドア派を決め込む己がさらにインドアへと誘われるのは、矢継ぎ早に雨にうたれる白い紫陽花と閉ざされる白壁のせいであろう。 家でゆっくり過ご…